ずっ~~~~とレッドウィングを履いていると、たまには洗いたくなりませんか?
ってなわけで、レッドウィングの正しい洗い方を解説していきます!
※わたしの所持しているブーツはエンジニアですが、アイリッシュセッターなども同じ洗い方で大丈夫です
レッドウィングを洗うにあたってレクソルという革専用の洗剤をつかいます
通称"革のシャンプー"とも呼ばれている有名な商品です
わたしは大体年に1回ほどセルフで洗っています
手入れの頻度は年1回でOK
時間は大体20分くらいあれば終わってくるので気軽にできますよ
最初に大切な注意事項もあるので、飛ばさずよんでくださいね!
画像バシバシとったよ~
レッドウィングの丸洗いは絶対にNG
最初わたしもレッドウィングってどうやって洗うんだろう、とあれこれ調べました
ネットで業者の洗い方をみたり、Lightningのバックナンバーを読み漁ったりで
みてると、結構丸洗いしてる方が多いんですよね
革靴って水に弱いけど丸洗いしていいのかなー?
結論が出ず、職場にアメカジ大好きな先輩がいるので「革靴の丸洗いってどうなんですかねー?」って相談しました
先輩もレッドウィングを所持していますが、今まで洗った時がありません
あれこれ、2人でLightningを読み漁った結果、結論がでました
"レッドウィングの丸洗いはよくない"
レッドウィングの構造をみて気づきました
レッドウィングってソウルと足底の間に"コルク"がはいっているんですね
これを"グッドイヤーウェルト製法"といいます
簡単にグッドイヤーウェルト製法(コルク)の説明をしますと、履いている内にそのコルクが沈んで自分の足型のなっていくという役目をしています
自分の足型にフィットし、自分だけのレッドウィングが完成
丸洗いするってことはそのコルクもぬれるってこと
構造上みても乾く? って思ってしまったんです
いや、絶対乾かない、完全に密封されてるし
ただでさえレッドウィングの通気性は皆無なので、乾かないでずっと濡れたままでだとコルクが腐るだろうと考えました
直接足には触れないとしても足の下で腐っている靴って履きたくないじゃないですか
なので、革製品だから丸洗いがダメということではなく"中のコルクが腐ってしまう"という理由で丸洗いはしていません
次の項目からはレッドウィングのレクソルをつかった正しい洗い方を説明していきます
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レッドウィングを洗う前に準備するアイテム紹介
- 馬毛ブラシ
- レクソル(洗う洗剤)
- スポンジ
- 霧吹き
- 汚れてもいいタオル2枚
順番にアイテムの説明をしていくよ
1.馬毛ブラシ
靴を洗う前に砂だったり、土、ホコリを落とします
わたしはダイソーで購入しました
馬毛ブラシは日常で使う出番が多いので1本もっておいて損はないです
ブラシが壊れることもないですしね
きちんとしたブランドの商品がほしい方は▼がおすすめ
2.レクソル(洗う洗剤)
レクソルを使えば、汚れ落としだったり、オイルオフをすることができます
なんでレクソルを選んだの? って、度々Lightningで紹介されていたからです(笑)
革靴を洗うならレクソルみたいな感じで掲載されていました
実際につかってみると、泡立ちはいいし、洗浄力もあるし、食器用洗剤みたいにヌルヌルしないしで結構使いやすいです
感覚でいえば、中性洗剤みたいな感じでブーツにやさしい
▼わたしの持っているものとパッケージは違いますが、同じものです
3.スポンジ
スポンジはレクソルを染みませて使います
スポンジもいろいろあるのですが、わたしはダイソーであかちゃんの体を洗えるスポンジを購入しました
本当は専用の物がやさしく洗えていいんでしょうけど、レッドウィングってワークブーツじゃないですか
ルーツをさかのぼると、過酷な仕事にも耐えれる靴というのがレッドウィングです
スポンジごときで傷つく? っていうのがわたしの考えなのでダイソーで購入しました
3.霧吹きと汚れてもいいタオル2枚
霧吹きは、きちんと泡立つようにレッドウィングを洗う前に適度に濡らします
タオルはスポンジで洗ったあと水ぶきで洗剤をふき取ります
もう1枚は乾拭きで水気をとるために使います
レッドウィングの洗い方手順の説明
画像で細かく解説していきますが、最初にレッドウィングの洗い方の手順を説明していきます
1.馬毛ブラシで土ぼこりを落とす
2.霧吹きでレッドウィングをぬらす
3.レクソルをスポンジに染み込ませ洗う
4.水ぶきで洗剤をふき取る
5.乾拭きで水気を取る
こんな感じです
では、では! レッドウィングを洗っていくよ!
レッドウィングの正しい洗い方の説明
1.馬毛ブラシで土ぼこりをはらおう
馬毛ブラシはやわらかい毛でできているので、ホコリや土をはらうのはピッタリです
傷もつかないから安心
無い方はタオルではらってもOKです
2.霧吹きでレッドウィングを湿らす
レクソルが泡立ちやすくなるようにサッと水で濡らします
おぉ~すっごく水はじいてるなァ
3.スポンジにレクソルを染み込ませる
大体500円ぐらいのサイズぐらいだせば十分に泡立ってくれますよ
※レクソルは透明な洗剤なので色がつく心配もありません
実はこれ、数年前に購入したレクソルなんですが、まだまだ使えるようで安心しました(笑)
こんな感じにレクソルを染み込ませて後はゴシゴシあらうだけ
4.レッドウィングをレクソルで洗っていくよ
洗い方は特にないです
汚れが多いつま先部分や、シワができているところを念入りに洗う感じでOKです
洗ってみるとシャフト(くるぶしより上の部分)は泡がのこっているんですけど、つまさき部分はみるみる泡が消えていきます
きっと汚れではなく、オイルの量だと思います
いっつもつま先付近は念入りにオイルをぬっているので
5.タオルを水でぬらし洗剤をふき取る
水でぬらし、ふきとってを2回繰り返すだけで十分に洗剤が取れます
シワ部分はちょっと拭きづらいので念入りにお願いします
わたしみたいにベルトがある方はベルトも
わたしも最初はふき取りだけって嫌だったんですよね
だって、洗剤が残るような感じするじゃないですか
しかし、レクソルはその点かなり優秀です
拭きとっただけでもヌルヌル・ベタベタ感はないし、泡はけがとってもいいです
食器用洗剤とは全く違う
レクソル自体匂いもないので、使いやすいです
ちょっとここで、レクソルで洗う前と洗った後の比較画像を紹介します
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レクソルを使った汚れの落ち方
同じ右足の画像だよ
(左:洗う前 右:洗った後)
レクソルで洗うとかなりキレイに仕上がってくれます
そして光沢も生まれました
乾拭きしたとはいえ、多少水分が残ってるのもあるとは思うんですけどね
そんなわけでもう片方も洗ってきま~す!
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・
おっしゃ! 完了です
では、さらにさらに、洗う前の全体と洗った後の全体を比べてみます!
レクソルで洗う前と洗った後の汚れの落ち方比較
最初は土や泥なんかで白っぽく汚れていたのですが
洗うとここまでキレイになってくれました
だいぶ、色がクッキリしましたよね
汚れが落ちたって証拠
洗ったことによって本来のツヤ感が戻ったように感じます
( 左:洗う前 右:洗った後)
ここで乾かし方の注意ですが自然乾燥で大丈夫です
ってか、洗った後でも全然ぬれてないんですけどね
ドライヤーとか使っちゃだめですよ、ひび割れや乾燥しすぎてしまうので
レッドウィングを洗う時は大掃除感覚で行おう
今回はレクソルをつかってブーツ全体を洗いましたが、目安として年1回程度でいいと思います
履かなくなる時期に洗うとか、これから履こうとおもった時に洗うとか
わたしはこれから履こう! って洗いました
ほかには、全体的にオイルオフしたいだとか、1年間の汚れを落とそうとか、大掃除感覚で洗ってあげればいいと思います
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普段の汚れ落としには『モゥブレイ ステインリムーバー』が便利
ブーツ全体を頻繁に洗う必要はないですが、何かの拍子で汚れが付くときがあります
そんなときは、部分汚れが落とせる『モゥブレイ ステインリムーバー』がおすすめ
モゥブレイ ステインリムーバーは、乳液タイプのリムーバーになっていて頑固な汚れもおとしてくれます
ブラシをつかっても汚れが落ちない時はこの『モゥブレイ ステインリムーバー』を使ってみてください
このリムーバーもよくレッドウィングのケア商品としてよく見かけるのでかなり有名
有名ってか、モゥブレイ自体がシューケアで有名なので間違いないってやつです
使い方は簡単で、液体をタオルか何かに染み込ませて後は拭くだけです
その際オイルも除去してしまうので、後でオイルもヌリヌリしてください
まとめ:レッドウィングは丸洗いではなく、レクソルを使えばふき取りだけで十分
わたしも本来ならばじゃぶじゃぶ水洗いしたいとこですが、靴底に入っているコルクのことを考えて丸洗いはしていません
レッドウィングは通気性がないので、コルクは乾かず腐ってしまう心配があります
丸洗いしなくても、レクソルを使えばオイルオフも汚れも十分除去できますし、ふき取っても泡はけがいいのでベタベタしません
これからレッドウィングを洗おう、と思っている方は是非この方法であらってみてください
レッドウィング信者ならわかるはず! ブーツをシャンプーした後のツヤ感。たまんないですよ
わたしもちょっと眺めてました(笑)
さぁさ、洗い終わったら続いてはオイルアップです
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