今までヘアカラーをして"しみる・かぶれ・かゆみ・ヒリヒリ痛い"を経験したけど、ヘアカラーをしたい人へ5つの対処法をご紹介します
白髪染めをしている方、おしゃれ染めをしている方、どちらも試せるよ!
美容師。矢沢ゆめです
ヘアカラーをして頭皮に異常が出た方は染めないのが1番!
と言いたいとこなんですが、そう簡単にいかないのも現状です
白髪が出てくる方はヘアカラーをしないではいられないだろうし、おしゃれを楽しみたい方は黒髪ではいやだろうし
わたしのお店でもみた感じ「この人絶対染めれないでしょ」って方に「カラーをお願いします」と言われることも少ないですがあります
そんな時は「かぶれると大変なんでカラーはやめた方がいいですよ」というんですが「もしかぶれても責任は私がとるので染めてください」とお願いされることもあります
みなさん「染めないのが1番」と頭の片隅ではわかっているのですが、お話を聞くと、仕事だったり、人に会うとか、おしゃれでいたいなど、いろいろな事情で染めています
そんなお客様を染める時に、実際お店で行っている対処法を5つ紹介します
個人によってしみる、かぶれ、ヒリヒリと痛いなど症状はバラバラです
とてもしみる方もいれば、すこししみる方もいます
今からご紹介する対処法の試し方ですが、症状が軽い順番でご紹介していきます
1▶みんなに行ってほしいこと
2▶我慢できるけどちょっと症状がでる
3▶頭皮にカラーがつくと症状がでる
4▶少しでも頭皮にカラー剤がつくと危ない
5▶ヘアカラーで対処できない
ヘアカラーで多いのは、しみる、痛い、かゆみ
お店でお話を聞くと
白髪染めの場合はヘアカラー後のかゆみが1番多いです
おしゃれ染めの場合はしみる、痛いというのが多いです
わたしはおしゃれ染めをして1度だけかぶれた事があります
その時はしみるし痛いしで最終的にはかさぶたになっていました(笑)
経験されたことある方なら分かると思いますが、しみると痛いって同時にやってきますよね
そしてだんだん熱をもってあつくなってくる感じ
次から実際お店で行っている、ヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛い場合の対処法5つを紹介していきます
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ヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛い時の5つの対処法
対処法1.全員に気をつけてほしい!ヘアカラー前はシャンプーしないで
たまーにですが、お客様の中でシャンプーをしてからお店にくる方がいらっしゃいます
「カラー前にシャンプーするとしみる時があるのでしなくて大丈夫ですよ」とお伝えするのですが
「だってシャンプーしたほうがよくカラー染まるでしょ?」と言われます
わたしとしても気持ちは分かります
美容院でのカラーって安くはないですし、少しでも長持ちさせれるならしたいですよ
でも
頭皮のトラブルなったらもっと大変だよ~
シャンプーしたばっかりだと、頭皮に脂分がない状態になるのでダイレクトにヘアカラーの刺激がきます
そして、個人差もありますが、ごしごしこすってシャンプーしてる人
頭皮が敏感な状態になっていたり、傷がついている場合があります
これもヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛いなどの原因につながります
ヘアカラー前はシャンプーしちゃだめ! ヒリヒリするよ~
適度に頭皮に脂分があった方がヘアカラーの刺激をおさえることができます
ヘアカラーは2日間シャンプーしなくたってきちんと染まってくれますので、気にしてOKです
ヘアカラー前は頭皮に脂分があった方がバリアとなって保護してくれるので、ヘアカラーのダメージを軽減できるよ
対処法2.ヘアカラー前に保護オイルをつけよう
ヘアカラー前に保護オイルをつけることはお店でもしょっちゅう行っています
結構これが簡単で便利で効果抜群
保護オイルをつけることによってほとんどの方が、しみる・かぶれ・かゆみ・痛いの症状を緩和できています
保護オイルって何? ってなると思いますが"油"ですね
頭皮の脂分に加えさらに保護オイルをつけてバリアしよう! ってことです
この保護オイルをしたことによって
「今日は全然しみなかったし、痛くなかったよ~」
「いつもカラー後数日かゆくなるんだけど大丈夫だった」
といわれるのでとても効果を発揮してくれています
中には保護オイルを使ってもかゆみの症状がでる方もいますが
「いつもだったらヘアカラー後1週間くらいかゆかったけど、3日で治まった」と完全ではないにしろ効果はあるようです
使い方は簡単です
1.スプレータイプになっているので、しみる・かぶれ・かゆみ・痛くなる場所にシュッとするだけ(全体につけてもOK)
※髪ではなく、頭皮をねらってスプレーしてください
2.そのあとは手で頭皮についた油をのばしてください
(素手でやると結構ベタベタになるから手袋をつけたほうがです)
3.後はいつも通り根元からベタベタヘアカラーをしてOK
この保護オイルはしみる・かぶれ・かゆみ・痛くなる方だけでなく、頭皮が赤くなっていたり、傷ができていたり、できものができている方にもつかっています
自分では気づいていない方が大半ですが、傷ができていたり、できものがある方は結構多いです
1本もっておくと万能だよ~
保護オイルといってもいろいろな種類がありますが、わたしの1番のおすすめはこちら▼
生え際やおでこを保護したい方はこちらのクリームがおすすめ▼
他の商品よりも保護の度合いが高く、ヘアカラーにも支障がでないのでお店では愛用しています
対処法3.コームでヘアカラーしよう
対処法2では保護オイルを頭皮につけて根元からベタベタカラー剤を塗る方法でしたが、対処法3では頭皮につけないようにカラー剤をぬっていきます
根元からベタベタ塗れないので"1~2mm"ほど染められないことになりますが、ちょっと我慢してください
お店では
- カラー剤を頭皮につけると、しみる・かぶれ・かゆみ・痛い症状がでるからつけないでほしい
- 過去にカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛いの症状がでたから心配
という方に、コームでヘアカラーをしています
塗り方ですが2通りあります
1.髪全体を染めたい方
カラー剤を手袋にとって頭皮にカラーがつかないようにざっくり塗っていきます
リンス、トリートメントを塗るようりょうで
次に、ビックコームで髪全体をとかし、根元から毛先にカラー剤を伸ばしていきます
最後に、コームにカラー剤をつけて"ここは絶対にそまってほしいポイント"にカラー剤をつけます
特に塗っておきたい部分は
- おでこまわりの生え際
- 染まりにくいもみあげ
- 分けめ
- つむじ
この4点をコームで塗るとキレイにしあがるよ~
2.リタッチ(伸びた部分)を染めたい方
コームにカラー剤をつけて伸びた部分にカラー剤をつけていくだけです
(髪全体を染める時の最終工程と同じ)
マニキュアと同じ塗り方です
動画を貼っておくので参考にしてみてください

2つの方法を紹介しましたが、セルフカラーでは伸びた部分だけを染めることは大変だと思うのでその場合は、1で紹介した「髪全体を染める方法」でヘアカラーをしてください
その際、手袋、カップ、ビックコーム、コーム、があると便利です
対処法4.保護オイル+コームでヘアカラーをしよう
保護オイル+コームをつかってヘアカラーをする方は"絶対に頭皮にカラー剤がつくと大変"な方に使っている方法です
すこしでも頭皮にカラー剤がついてしまうと、しみる・かぶれ・かゆみ・痛いの症状が出てしまう方向けです
方法は対処法2で紹介したように
①頭皮に保護スプレーを塗ります
②カラー剤を手袋にとって髪全体につけてからコームでとかしてもいいですし、最初から染めたい部分だけコームにカラー剤をつけてそめてもいいです
対処法5.ヘアカラーをやめてマニキュアにしよう
今まで紹介した対処法1~4でしみる・かぶれ・かゆみ・痛いの症状が改善されない場合は、"マニキュア"にしたほうがいいです
ここで大切なポイントがあります
ヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛いの症状がでるなら、頭皮にカラー剤つけなければ症状でないよね、って思いませんか
そうなんですよ
対処法3、4で紹介したように頭皮につけないようにヘアカラーすれば何も問題ないでしょって感じると思います
しかし、まだ問題はのこっているんです
シャンプーする時
どうやったって流す時カラー剤が頭皮についてしまいます
そこでカラー剤に反応してしまいかぶれてしまう方もいるんです
わたしも最初あまりイメージできなかったんですよね
だって流してるときって、カラー剤はお湯で流れていくし、そんな瞬間的にカラー剤がついただけで症状が出る人がいるのって
でも実際いるんです
なのでいくら頭皮につかないようにカラーをしてもシャンプーのときで反応してしまう方もいるので、そういう方はマニキュアにした方がいいです
ヘアカラーで大きく症状がでてしまう方は大事になる危険性もあるので注意が必要です
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ヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛いの原因は頭皮のコンディションだけで決まらない
これはわたしのお店でのお話なんですが、今では毎回きてくれるお客様の中にアトピーの方がいらっしゃいます
その方の頭皮には、かさぶたがあり、血がにじんでいる状態です
誰がみても「カラーしたらまずいんじゃないの?」って状態ですし、もしカラーしたらさっき転んでできた傷にマキロンをかけるよなもん
絶対いた~い
でも、お話を聞くと今までカラーでしみたことはないので、全然大丈夫ですとのこと
一応心配なので保護オイルをつけて「途中しみたり痛かったりしたら教えてくださいね」と伝え、根元からベタベタカラー剤を塗りました
最後のブローで「カラーしみたりしませんでした?」 って聞くと、はぁ? なんのこと? って表情をされ「あぁ! 大丈夫でしたよ!」と何事もなかったかのような感じでした
それ以外の方でも、頭皮に傷があったので「根元外してぬりますね(頭皮につかないように1~2mmあけて塗る)」と伝えると「傷なんてあったの? 気にせずぬっていいよ!」
後で確認すると全然しみなかったみたいです
他にも似たような事例が沢山ありますが、ヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛いの症状は必ずしも頭皮の状態に左右されるものではないということが分かりました
ただ、そんな方でも数日後なにかしらの症状がでないとも限らないので"保護オイルをつけたり、根本を1~2mmあけて塗ったり"と事前の対処法が必要になってきます
使っているカラー剤でヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛いの症状は大きくかわる
お店で「今までカラーして何ともなかったけど、このカラー剤しみるね」とお客様から言われることがありました
試しに自分で染めてみると、まァしみる
そこで気づいたことは、海外メーカーのカラー剤は刺激がつよいということ
それから海外メーカーのカラー剤はやめて国内メーカーにすると、しみるって方が大幅に減りました
一般的な知名度だと
- ウエラ、ロレアルは海外メーカー
- ホーユーは日本メーカー
おしゃれ染めで有名なイルミナカラー
あれは会社がウエラなんで結構刺激がありますね、発色はきれいなんだけど
ヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛いなどがある方はカラーの塗り方や保護だけでなく、カラー剤選びも大切です
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まとめ:ヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛い方は頭皮への事前対処とカラー剤選びが大切
個人差で症状の具合は変わってきますが、ほとんどの方がカラー前に保護オイルを使用すれば対処できています
保護オイルとつけると、頭皮に直接カラー剤の刺激がこないので緩和することができます
きちんと髪も染まるよ~
そして、カラー剤選び
海外メーカーのものは色がキレイに出るんですが、刺激が強いので選ぶときは気にしてみてください
白髪染めの場合は色のでかたに差がないので、特に気にしなくて大丈夫ですが、頭皮に優しい国内メーカーを使った方がいいです
一度頭皮がかぶれてしまうと、薬も塗りづらく治るまで苦労されている方のお話もきいたことがあるので、あぶなそうだな、と思ったら無理にカラーをしないでください
以上、ヘアカラーでしみる・かぶれ・かゆみ・痛い時の5つの対処法を紹介でした!
HAVE A NICE DAY