スーツケースのキャスター部分が直れたので自分で修理してみました!
スーツケースのキャスターが完全復活した、矢沢ゆめです
キャスター(ローラ部分)が壊れるのは初めてで、すっごく焦りました
だって検索してみると修理屋さんに持って行けば1つ4000円くらいかかるみたいじゃないですか
まさに足元見ているとはこのこと
なので意地でも自分で直しました!
かかった費用
400円!!
やっす~~~~い
スーツケースのキャスター部品は全てホームセンターでゲットしてきました!
キャスターを修理して思ったことは失敗はないです
わたしも初めて修理しましたが、時間がかかるだけで失敗することはないです
誰でも修理できます!
ただ、部品選びで注意点があるのでそこだけ押さえてもらえれば後は大丈夫
わたしは、写真を撮ったり思わぬ場面に遭遇してキャスター交換に1時間30分かかりましたが、やり方さえ分かっていれば40分くらいで完成すると思います
これから修理をする方のために写真をバシバシとったので、キャスターの交換方法や部品選びを徹底解説していきます
修理前の確認ポイント1:スーツケースのキャスター部分の長さを測ろう
ここが運命の別れ道!
わたしはここで失敗しちゃったので、キャスター修理の前にしっかり押さえておきましょう
わたしのキャスターは直径50mmでした
キャスターは何mm?? キャスターの直径を調べよう!
一般的には40mmと50mmが使われています
ここまではわたしも大丈夫でした
で、次にローラー部分の太さを確認します
わたしのは18mmです
太さまでは計測してなかったんだァ~
実際にホームセンターで購入したローラーの厚さは20mmでした
全然これでも使えます
しかし、後からご紹介しますがわたしの場合、内側をカッターでそぎ落さなければなりませんでした
まぁまぁ大変だった。。。
わたしはキャスターの部品を全てホームセンターで買ったのですが、サイズが違うだけで種類は1つしかありませんでした
128円のが40mm
188円のがわたしが使った50mmのものです
他のサイトでもみんなこれで修理しているようなので、多分ホームセンターではこのキャスターしかないように思います
調べてみるとこのキャスターを作っている会社は"ハンマーキャスター株式会社"といって日本ではトップブランドみたいです
ホームセンターからしても有名どこ置いておけば間違いないって考えかもしれませんね
修理前の確認ポイント2:失敗しないスーツケースのキャスターの選び方
ここも結構重要!!
わたしは直径の長さはそれぞれ違うということは分かっていましたが、タイヤの厚さまでバラバラだとは思っていませんでした
最初キャスターの部品をAmazonで検索したのですがどれも18mmなんですよね
だから厚さは全て共通だと思っていたのですが、修理してるときに
え? 違う!
って気づきました
内側をカッターで削れば全然使えるんですけど、時間がかかるし結構なパワー作業
なので、直径とタイヤの厚さを測って既存のタイヤと同じサイズの物を購入したほうがスムーズに修理できますよ
では、ここから重要なキャスター選びの解説をしていきます
先ほどのハンマーキャスター株式会社から発売されているキャスターを公式HPでみてみると
- 直径38mm 厚さ17mm
- 直径40mm 厚さ17mm
- 直径50mm 厚さ20mm
の3つが発売されています
もしキャスターの厚さを測って18mmでしたら部品はAmazonで購入したほうがすんなりいくと思います
Amazonでおすすめのキャスター
直径40mm 厚さ18mmのキャスター(4個セット)
直径40mm 厚さ18mmのキャスター(2個セット)
直径50mm 厚さ18mmのキャスター(4個セット)
直径50mm 厚さ18mmのキャスター(2個セット)
Amazonで部品を揃えるのと、ホームセンターで部品を揃えるのとでは大体100~200円の差なのでそこまで変わりません(1個あたり)
わたしはそれでも安く仕上げたかったのでホームセンターで部品を購入したのですが、後々時間がかかってしまったので18mmの方はAmazon購入をおすすめします
1セットにもなってるし便利
ハンマーキャスター
直径40mm 厚さ17mm
直径50mm 厚さ20mm
長さを測るのは
- キャスターの直径
- キャスターの厚さ
の2点でOKです
キャスターに通すナットの大きさはすべて共通
40mm、50mmとも6mmのナットを使ってキャスターを修理します
穴の大きさは気にしなくて大丈夫
ナットは次の項目で紹介しますが長い棒のことです
ホームセンターで購入したキャスター修理の5つの部品と値段
(六角レンチは私物、金切のこぎりはダイソー)
部品ごとに詳しく説明していきます
1.キャスター50mm(188円)
先ほどから登場しているハンマーキャスター
直径50mmで厚さ20mmです
2.金切りのこぎり(100円)
ダイソーで購入しました
ホームセンターだと大体700円くらい
全然ダイソーのでも切断できますので、100均で十分
この金切りのこぎりは何に使うかというと
中に止めてあるナットを切断するためです
もしAmazonのキャスター修理セットを購入する方は、別にこの金切りのこぎりを準備してください
金切りのこぎりが無いと修理できないよ~
金切りのこぎりは"鉄を切断できる"のこぎりで"木材を切るのこぎりと別もの"なので注意してください
ダイソーに買いに行くのがめんどくさいよ! って方はAmazonで500円くらいでありますよ
ダイソーに行くと2種類の
金切りのこぎりがありましたが、オススメはブルーです
取っ手が肉厚で持ちやすい
ナットを切るまで大体15~20分くらいかかるので手が疲れにくく、持ちやすいブルーの方が便利です
ブルーでも疲れるんだけどね。。。
3.六角穴付きボルト6x50(152円)
全部がネジタイプになっているとうまく回転してくれなくなるので、半分だけネジになっている物を選びます
M6は6mmということ
これより小さい6x40というものもありますが、キャスター部分にネジ部分がきてしまうので6x50がオススメ
4.蝶ナット6mm(183円)
このナットは先ほどのボルトを止めるのに使います
M6の6mmを選ぼう!
5.厚さ1mmの6mmワッシャー(1個4円)
安定して止めれるように購入しました
六角穴付きボルトと蝶ナットと厚さ1mmのワッシャーを組み合わせるとこんな感じです
この間にキャスター(タイヤ)を入れるってことです
部品は全部M6の6mmを選べば失敗しません
これはキャスターが40mmでも50mmでも共通です
六角レンチ(自宅にある人は使って)
この六角レンチもダイソーで売っていて、使いそうでひっぱり出してきましたが、ほとんど活躍するところがないのでいらないです
金切りのこぎりで切断した後ナットを引っ張る時につかいました
スーツケースのキャスター部品のトータルは429円
ボルトやナットは2個セットになっているので、キャスターも予備でもう1個買って、ダイソーで金切りのこぎりを買ってで
トータルは857円でした
1個あたりに換算すると
428円!!
これだけで、スーツケースのキャスターが完全復活します
先ほど紹介したAmazon商品だと1個あたりで換算すると400~500円
それにダイソーで金切りのこぎりを買ったとすると全部で
500~600円程度で修理できます
以上が、ホームセンターでかったキャスター修理の部品説明です
次からは、スーツケースのキャスター修理にかかります
Amazonでキャスター部品を購入した方も、わたしのようにホームセンターで購入した方も直し方の手順は全く一緒です
では、キャスターの修理をしていくよ~!!
スーツケースのキャスターの修理方法
1.床が汚くなるので新聞紙をセット
結構削りカスがでるので新聞紙やチラシを引いて作業します
2.ダイソーで買った金切りのこぎりの準備
購入した時は歯が逆になっているので、ドライバーで1回外して向きを変えます
3.とっても苦痛なボルト削り開始
他のサイトでも結構苦痛を訴えてるほど、時間がかかるし、腰がいたいです。。。
てか、のこぎりで鉄ってきれるもんなんですね~
わたし自身初めてなので、そんなのこぎりがあるなんて知りませんでした
って、最初はワクワクしていたんですが
手が疲れる~、腰いた~い
かれこれ20分ぐらい削ってましたが、コレ1回削るとこ決めたらずっとその部分を削った方がいいですね
わたしは手が疲れるので、裏からやったりとあれこれ角度を変えてやったのですが切断した後をみると全然ずれてました。。。
疲れるけど1点集中で!!
あれこれしないと15分弱で突破できると思います
途中、あれ? 動かない って場面が何回か出てきますが、ポイントにうまく合わせれば削れますよ(コツ)
すげ~!!! のこぎりごときに鉄がやられてる~
4.切断できたら中のナットを抜く
六角レンチの出番はこれだけです
キャスターの内側の隙間から細いもので押してやればナットが出てくるので、買わなくても大丈夫です
これさえ終われば後はタイヤをはめるだけ~もうすぐ終わるよ!
(と、思いきや悲劇が始まる)
5.キャスターを取り付けるが、回転が鈍い
そう、ここです
キャスター選びが重要だと思ったポイント!!
純正のキャスターは厚さ18mmで20mmのタイヤつけました
(左が既存の18mm 右が交換した20mm)
キャスターをはめてみたのはいいんですが
回転が鈍い!
ここで初めてキャスターの厚さに気づきました
Amazonで見ると全て18mmになっていたので一、キャスターの穴のように(6mm)全て一律なのだろうと勝手に思っていたのですが
サイズが違う~
あれこれ観察してみるとタイヤ自身は問題がないんですよ
隙間がありますからね
キャスターから数mmはみ出ているでっぱりが問題
このでっぱりの所為で回転が鈍くなっていたので、出ている山を削ることにしました
ボルトを切断すれば後はタイヤをはめるだけだと思っていたのに、またひと仕事です。。。
最初は、やすりで削ったのですが、全然効果がなくカッターで削ることにしました
6.タイヤの山を削ったら回転良好
ちょっと分かりづらいのですが、左側の画像だと階段みたいなのが2段になっています
そこの1段を削ってみたら隙間が確保され、他のキャスターと同等にスムーズに回転してくれるようになりました
お悩み解決~
片方だけ削りました
7.ボルト、ナット、タイヤをはめて修理完了
実際キャスターに六角ボルトをはめてみると、ジャストにハマってくれたので、1mmのワッシャーはつけませんでした
反対側の蝶ナットの方には1mmのワッシャーを取り付け修理完了です
ナットを締めすぎてしまうとキャスターが回転しなくなるのでゆるくて大丈夫です
ようやくおわった~
Amazonの修理セットの方はここで六角レンチを使って締めて終了です
修理が完了したスーツケースを立てて調子をみる
髙さも均一で満足いく完成度!
ちょっと外にでてスーツケースを押してみましたが、新しい部分のキャスターは回転もよく動きがいいです
4ヵ所のうち修理したキャスターだけなんか軽い
お店で修理を頼むと4000円くらいかかってしまいますが、400円程度で修理ができてしまうのはとっても嬉しい
1回やれば手順が分かってくるので早ければ30分もかからずに修理できると思います
まとめ:スーツケースのキャスターを修理するときは部品選びが大切
スーツケースのキャスター修理自体は簡単で
- 1.壊れているキャスターのボルトを金切りのこぎりで切断する
- 2.キャスターを交換する
だけです
ボルトを切るのが大変なんですけど、そこは我慢!
修理屋さんに頼むと10倍かかってしまうので我慢!!
今回わたしの場合、既存のキャスターの厚さが18mmで20mmの物を使いました
タイヤのサイズは問題ないのですが、でっぱりの所為で隙間が生まれずジャストの状態になっていたのでうまく回転してくれませんでした
なので
キャスターの直径・厚さの確認はとっても大切だと感じました
削ってしまえば使えるので、節約したい方はホームセンターで購入してもいいと思います
わたしは後1個あるので、壊れた時にはもっかい削って使います。。。
他のキャスター部分をみるとそこまで傷んでなさそうなので1個だけ交換しましたが、怪しい方はこの際全部交換してもいいかもしれませんね
多分一気に交換すると腕がやばいと思うので注意してください!!!
最後にAmazonで購入しようと考えている方のために、もう一度商品を紹介しておきますのでサイズにあったキャスターを選んでください
400円で修理できてあまりにうれしくて、友達に自慢しちゃいました
以上、【400円で修理】スーツケースのキャスターを自分で直してみた! でした
直径40mm 厚さ18mmのキャスター(4個セット)
直径40mm 厚さ18mmのキャスター(2個セット)
直径50mm 厚さ18mmのキャスター(4個セット)
直径50mm 厚さ18mmのキャスター(2個セット)