【恐怖】美容院で個人情報を書きたくないと思った話

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【恐怖】美容院で個人情報を書きたくないと思った話

美容師。矢沢ゆめです

(@yume_ism)

 

わたしは最近自分のお店ではなく、他のお店でカットしています

勉強のために? というわけではなく、友達に「ねぇねぇ~一緒に行こうよ~」と誘われるので「まァ、いいか」ということで一緒にいっています

 

 

そこのお店で今までにない恐怖な質問されたんですよね

なんとも不信感漂う、すっきりしない質問

タイトルでも書きましたが個人情報のことなんです

 

 

正直、これから本名ではなく偽名で行ったほう良くない? と思ったお話です

 

新規で訪れた美容院

新規で訪れた美容院

前回は初めての1000円カットを体験し、あまりのカルチャーショックに打ちのめされたので今回はふっつ~の美容院にいくことにしました

 

 

友達が電話してくれて2人分予約

予約には色々あって苗字だけ聞かれる場合とフルネームで聞かれる場合の2パターンがあります

 

今回の場合はフルネームで聞かれたらしいです

 

いや~これが惨劇のはじまりなんですけど、予約取るにはどうしようもない

 

 

 

友達と待ち合わせし、一緒に美容院にGO

店に入ると、いかにもこき使われていそうな疲れ切ったゾンビ風のアシスタントが出迎えてくれました

 

 

イスに腰掛けて待っていると、ゾンビ風の男性に

「初めてなので、こちらの太枠のところご記入ください」

 

と用紙をわたされ、見てみると『名前』『住所』『年齢』『電話番号』が太枠の中にありました

 

ハガキとかいらないんだけどな~と思いながらしぶしぶ住所を記入

 

年齢と電話番号は確実にいらないでしょ。ということでスルー

 

 

 

ここは書く書かないは自由なんですよ

しかし、ずっと前違うお店で名前だけ記入して渡したら

「住所とか書くの苦手ですか?」

 

なんて露骨なこと聞かれたから、「普段からあまり書かないんです」と告げると「個人情報ですもんね!」

 

だったらわざわざ訊かんでよ!

 

 

 

 

しばらく待っているとゾンビ風が現れて、髪を流し終え席にON

 

 

すると、担当してくれる美容師さん(フィギュアの高橋大輔風)が現れました

高橋大輔

「今日どうしますか~」

「カットいつぶりですか~」

 

と、カウンセリングが終わり

 

「今日お休みですか~」

「今日お友達とどこか行ってきたんですか~」

「仕事はいつ休みなんですか~」

 

と、美容師あるあるのド定番の質問にも答え会話が進んで行きます

 

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恐怖な質問をされる

恐怖な質問をされる

突然話をぶった切って高橋大輔風が質問してきました

 

「東北出身ですか?」

 

(ん? どゆこと)

 

まァー、そうですけど~

 

「もしかしてOO市出身ですか?」

 

どうしてわかった

 

え!? なんでわかった!? なんでわたしの生まれた市をピンポイントに当ててきた!?

(今は出身を離れ上京しています)

 

 

もう、心臓バックバク

 

 

今までの会話で一切そんなこと告げてないよ、匂わせもしてないよ

 

 

コナンに犯人(わたし)が完全犯罪したと思っているところに

 

 

コナン

「犯人はお前だ!」

 

と、突然言い当てられた気分でした

 

そのシーンだと犯人もめっちゃ動揺してるじゃないですか?

 

わたしは、なんとか動揺を隠しきりましたが、突然のことで「はい......」と答えてしまいました

 

 

頭の中で「嘘つこうかな」と考えましたが、とっさの事で嘘つくフレーズも頭に思い浮かばず、あまりの返答の遅さに会話が不自然になってしまうだろうと真実を告げてしまいました

 

 

 

「やっぱりそうでしたか!」

 

 

わたしの中でいろいろな考察が始まりました

まァー県をいい当てられるならまだ分かる、しかし市を当てるのはほぼ不可能

 

考えても考えても迷宮入り

当てられるフシが全く見つかんない

 

 

ってか理由ゆえよ! 分かった理由をゆえよ!

 

当てたからって満足してんじゃねぇよ!

 

 

 

真実を確かめたい理由と若干イライラしていたこともあってわたしから逆転裁判をしかけることにしました

逆転裁判

逆転裁判とはDSなんかで発売されているゲームで、犯人に証拠をたたきつけ論破するといった内容

 

 

どうしてわかったんですか?

 

「OO市に親戚のおばちゃんいてその人も美容師やってるんですけど、口調が似てたんですよね」

 

 

 

はい! 嘘~!

 

 

何がウソって、おばちゃんの話は本当なはず

でも口調が似てたは嘘

 

なんなら隣の市だって口調同じですけど

 

これって関西弁の人に「関西出身なんですか?」って訊くのはわかるけど「堺市出身ですか?」って訊いてるもんだよ

 

 

 

上京してから1、2年だったらわたしに地元口調がのこっているのはまだわかるよ~

 

しかし、今では上京してから数年経ち帰省すると地元の友達がなまって聴こえてしまう

ということはわたしのなまりは抜けているはずだ

 

 

今までOO市っぽいね! なんて一度も言われたことないんだなァー

 

 

なんでこの人だけに分かるのか不思議でたまらない

 

県は当てられても市まで当ててくるなんて超人類か!

 (美容師は生まれも育ちも今いるとこ)

 

 

そんな不信感な気持ちで

当てれるなんてすごいですね~

 

「いや~たまたまですよ~」

 

わたし今まで一回も当てられたことないんですよ~

 

「オレ、こ~いうのよく外れるんですけどね、あはははは」

 

(ますます怪しい)

 

 

そもそも訊き方が不自然

最初に

「OO県ですか?」

 

の後に

 

「もしかしてOO市ですか?」

 

なら自然

 

 

 

 

 

あっ!

 

 

 

こいつFacebookで洗ったでしょ!

 

 

 

友達には考えすぎでしょ~、って言われたけど昔研修先の美容院でスタッフがFacebookでお客様の事を検索していたことを思い出しました

 

今では全く聞かなくなったけど、面接に来た就活生のFacebookを企業側がみて判断してるって話もあったじゃないですか

 

個人情報って結構怖い!

 

 

 

 

高橋大輔風が調べたかはわからないけど、調べているとしたらめっちゃ怖い

 

勝手な推測だけど、電話予約した時に新規でどんな人くるかわかんなかったら知っておきたかったのだと思う

 

 

そもそも美容院に個人情報渡す必要なくない? とあらためて思ってしまいました

 

 

考えすぎ感もありますけど

お願い! 美容師さん変な質問してこないで、めっちゃ怖いから

 

 

真実はわからないけど、今度から偽名で住所も無記入でいいかなァーと思った体験のお話でした!

 

おわり