【経験談】言いすぎたかなぁ?しつこくすぎて嫌われた話

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やっほぉーい!

 

矢沢ゆめで~す!(@yume_ism)

 

 

確実に言えるよね

しつこい人ってウザくない?

ムカついてこない?

だんだん嫌になってこない?

 

 

 

しつこい人とにかく嫌い!

 

(しつこすぎて嫌われた話ですが、復縁や挽回方法など一切書いてません)

 

しつこく言いすぎて嫌われた話

次の日は休みなので仕事が終わって直で、かたやまの家に向かいました

 

かたやまとは高校からの友達で同じクラスにはなったことはないけれど、部活で一緒でした

 

2カ月に1回ぐらいしか会わないので毎回行くときワクワクする

別になにするってわけじゃないんだけどね

 

 

 

 

 

かたやまの家につき、呼び鈴を鳴らすと「おぉ、きたか」と無表情ながらもうれしそう

 

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わたしは、慣れた足取りでいつもの座椅子に向かい腰かけました

2ヶ月たつと部屋は変わっているようで意外と変わっていない

 

けど、毎回1Kの部屋をチラチラしちゃう

 

 

ある1つの物が目に入ってきました

それは低い食器棚の上に置いてある透明なマジックテープに入った昆布でした

 

 

わたしは口から、鼻から息を吸い込み

 

かたやま、コンボォオ⤴!

(コンボォオ⤴=昆布のコト)

 

と張った声で小さくさけびました

 

あぁ~wこれね、実家から送られてきたんよ

 

ふ~ん、大してそんな興味ないんだけどねと内心

 

 

 

「今日仕事どうだった~?」とか「最近どう?」とか話しているうちに

2回目の

 

かたやま、コンボォオ⤴!

 

そんなほしいならあげよっか? まだ3袋もあるし

 

いやっwだいじょうぶっす

 

あっそ

 

 

 

 

 

夜どうする? お酒のむ?

 

いいね、いいね

 

じゃ、コンビニいこっか

 

夜ご飯はどーする?

 

カレーでいいなら作るよ!

 

なんで?カレー好きってわかった? 毎日食べたいくらい好きなのどうしてわかった? さてはストーカー気質だな

 

んなもん、知るかよ

 

 別にカレーが好きだからと言ってイチローをリスペクトしてるわけでも好きはわけでもない

 

まぁ愛読書の1冊ではあるけどね~

 

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コンビニ到着

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最初に用もないのにコンビニ戦略の本をパラパラ見終わり飲み物コーナーに

わたしはビールが苦手でアルコールにも弱いので度数の低い甘めのお酒をチョイス

 

つまみどうする?

 

え? 家にコンボォオ⤴! あるじゃん

 

ふぅ~っと呆れたトーンで

 

あれはつまみにならないでしょ

 

幼児をなだめるように話してきた

 

柿ピーやら、ポテチやら、イカやら、サラミやらを購入してコンビニをでました

 

 

 

 

 

かたやま邸に到着

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家につくなり、かたやまはカレー作りにとりかかりました

待ってるわたしはひま~

とにかくひま~、なにしよ......

 

座椅子でだらだらしてると左手にあるマンガ棚が目にはいってきました

ゆうに100冊ぐらいは並べてある

 

ん~マンガかぁ~

ドラゴンボールかぁ~、ん~気分じゃないんだよな~

スラダンかぁ~、なんか違うんだよな~

 

こいつんちほぼスポコンマンガしかないからなぁ......

チョイスわるいよな~、センスないよな~、品ぞろえわるいよな~

本人も汗臭いのにマンガまで汗臭くするひつようないのに

 

 

さらに暇になったわたし

 

ねぇ~ねぇ~かたやま~

 

台所にいたかたやまに話しかけました

 

ん?

 

ひま~

 

そ~ゆ~なって、今作ってるじゃん

 

まるでお母さん口調

ちょっとキモって思ったけどつっこむ程でもなかったのでこの気持ちはスルー

 

ひまだからコンボォオ⤴! であそんでいー?

 

だめ~、矢沢ろくなことしないから

 

さすが、かたやま! 勿論ろくなことしないよw

読んでる方大丈夫ですよ! 仮にOKでてもまき散らしたり、食べ物で遊ぶなんてこと絶対にしないから

コレがわたしのコミュニケーションのやり方

 

 

 

 

 

だんだんとカレー臭がしてきて、多分そろそろできるんだなと

 

やざわ~~福神漬けいる派?

 

いや~今日はコンボォオ⤴! いれてみようかなっ

 

じゃ、なしでと

 

いるっ、いるっ、絶対いるっ

 

だんだん相手にされなくなってきたのは分かっていたけれどまだ攻めれるぞ!

 

 

 

 

 

 

座椅子前のテーブルにカレーが運ばれて、かたやま一押しの録画したセンスのないバラエティを見せられながらカレーをほおばる

 

 

食べ終わってもかたやまはTVを最後までみたいらしくそれにつきあいました

 

 

 

 

 

はぁ~ようやくおわった~、きつかった~

 

 

 

かたやまは沢山わらっていたからかなり満足げなのだろう

 

風呂はいるっしょ? 浴槽あらってくるから皿片づけといて~

 

わたしは台所に皿をはこび、どうせ待ってる時間が暇だろうと皿洗いに徹する

 

 

 

 

 

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皿洗いも一通り終わり定位置の座椅子にON

すると風呂場から少し張った声で話しかけてきた

 

入浴剤いれる~? どうする~?

 

いやっ大丈夫! 代わりにコンボォオ⤴!いれといて

 

 

 

応答なし

 

 

 

 

 

湧きあがった風呂を確認すると、入浴剤はONされコンボォオ⤴!はなかった

 

 

 

 

 

最初にかたやまがはいり、次にわたしの番が来ました

 

ねぇねぇ? 洗濯機借りていい?

 

着替えなら貸すよ?

 

いや、コンボォオ⤴!洗濯機でまわしたらどうなるか見たくない? ふやけ方とか気になるじゃん

 

絶対にやらせん!

 

脱水したら元通りになるかもしんないじゃん、ならやらなきゃ損じゃない?

 

仮にだ! 君んちできかれたらOKだすか?

 

さぁ~~て、冷めぬうち風呂はいろっと~

 

 

 

 

お風呂でリラックスし、さっぱりしたところで宅飲みタァ~イム!

最近の出来ゴト、恋愛のコト、青春時代のコト、

とにかく話はつきない

やっぱ友達はいいなっておもう、こんなに笑うの日常ないもんね

 

 

 

 

もう3時近くになりそろそろ眠気に攻撃されてきました

 

まくら1個しかないからそこらへんにあるクッション使って

 

え~~

 

も~わがままだな~いいよ、枕使って

 

え~コンボォオ⤴!枕にして寝た~い

 

しつけ~な

 

それだけが取り柄なんで

 

 

 

結局クッションを枕にして寝ることに

電気を消しても話はつづきました

 

 

ある程度したところで

 

そろそろ寝ないとヤバくない? てか今なんコンボォオ⤴!

 

何時? とこんぶを被せてみた

 

 

もう帰ってもらうぞ!

 

あまりにしつこくしたのでかたやまは結構ガチめでキレだす

よく耐えたよ、かたやま

わたしだったらもうとっくに噴火してるもん、さすがにこれ以上はヤバいと思い反省しました

 

え~終電ないよ~かえれな~い

 

ブリッ子100%を演じきったが許してくれなかった

 

次いったらマジで帰すからな!

 

は~い(コンボォオ⤴!)

 

はい!かえってもらいま~す

 

なんで? なんで? いってないじゃん

 

いや、確かにいった!空気がうごいた!口パクでいったやろ!

なんだ、空気が動いたって! カッコつけすぎ、わかるわけがない

 

さすがにもういわないよ、悪くいいすぎやぞ!(コンボォオ⤴!)

 

いやっ矢沢ならやりかねない、昔からそういうやつだろ、マジむかついてくるわ!

 

は~い......

 

やばいなぁ...

怒らせちゃったよ...

 

 

 

 

あ~でも言いたい

 

 

 

 

 

次の日

わたしは午後から用事があったので早目に起床

おきがけ一発目に

 

 

 

コンボォオ⤴!

 

 

 

って叫びたかったけど、やめた

最悪「もう家くんな」と言われかもしれない

 

かたやまを見るとまだ寝ていた

わたしは休み特有のだらだら、ゴロゴロ、ふにゃふにゃを布団でおこなう

 

 

 

 

 

もう支度して家をでなきゃという時に片山が目を覚ましました

もうちょっとしたら帰るよ~

 

まだ眠そう

 

 

だらだらと支度し家を出る時間

かたやまは玄関まで来て見送ってくれました

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マジカレーありがとね~またくるね~

 

おぉ!またきてちょ、またきてちょ

 

半開きの目で返した

 

かたやま

 

ん?

 

 

「コンボォオ⤴!」

 

 

あ~すっかり忘れてた、まだ言ってんのか~はまりすぎ

 

寝る前のガチギレモードはすっかり冷め、脱力的でした

 

もう帰るからいってもいいじゃん

 

あぁ~そうだな、じゃあな

 

じゃあ~ねぇ~

 

わたしは駅に向かい歩き出しました

 

 

あ゛っ、やばい!忘れてた!

 

 

ピンポーン!

 

インターフォンから片山が

 

どうした? 忘れもんか?

 

かたやま・・・・

 

 

 

 

「コンボォオ⤴!」

 

 

 

 

かたやまはインターフォンの限界値を超え音割れした声で叫んだ

 

フッ、気にってんじゃん

 

 

わたしも心の中で叫んだ

 

 

センキュー⤴!

 

 

そしてわたしは歩き出す

 

 

もっと早く言いたかったんだよね、自分もコンボォオ⤴!ってしゃべってみたかったんだよね

 

ほんっと、プライド高い人

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