【性格の悪い女性だってきっと昔は違っていたはず】学生時代の女の子の優しさを守り続けたい

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美容師。矢沢ゆめです(@yume_ism)

 

 

もしかしたら聞いたことある方もいるかもしれないけど、美容業の女性はまァー気が強い人がおおい

 

 

技術職で厳しい環境ということもあるし、お客様にいろいろ言われたりもする場面もあるから、知らず知らずのうちに気が強くなっていくんだけど

 

 

美容業は気が強くないとやっていけない、と言われているからね

 

 

仕事を続けていくうえで気が強くなることはいいことだけど、こっちにも被害が来る場合があるのよ

 

 

キツイことを言われたり、自己中な行動されたり、意地悪されたりと

 

 

でもわかっている

 

 

 

彼女たちの本当の姿はちがうんだって

 

 

 

今回はそんなお話です

 

 

学生時代の女の子の優しさを守り続けたい

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小学生の時はゼロだけど中学校になると授業中寝る人ってチラホラでてくるよね

わたしもその1人なんだけど

 

「あ~眠いっ~」

 

ってつぶやくと、隣の女子が

 

「昨日遅くまで起きてたの?」

 

とやさしく聞いてきてくれて

 

「マンガめっちゃ面白くて3時まで起きてた」

 

「バカじゃないの? 眠いの当たり前じゃん」

 

「・・・・・・」

 

「はぁ~いいよ、寝てて。ノート取ってあげるから」

 

 

今おもうとこの子なんなのっておもってしまうよ。優しいなんて簡単な言葉じゃ片づけれれない

 

 

同じことを2回書くんだよ!

 

 

めんどくさいったらありゃしない

 

 

気づけば勝手に教科書をうばってマーカーまでしてるしっ!

 

 

この行動、マザーテレサがみたら嫉妬するだろうね、そしてわたしも中指立てていっちゃうかも

 

 

 

これが日本の中学生だ! なめんなよっ!

 

 

 

先生によっては注意されたことがありました

 

「おい、矢沢! ノートは自分で書くもんだ、〇〇さんも断りない、無理して書くことないんだぞ!」

 

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翌日

注意された先生での授業時間、となりの女子が話しかけてきました

「机ちょっとずらして」

 

「なんで?」

 

「この位置だと昨日みたいバレちゃうよ、どうせ今日もねるんでしょ!」

 

 

 

女性は誰しも母性本能が備わってるとは聞くけれど中学生でこのレベルとは......

中学生は思春期まっただ中で体の成長も、心の成長もするわけだけど、成長過程というか、むしろ完成しきってるように思います

 

 

中学生で完成してるということは小学生の時はどうだろう

 

 

さかのぼって思い出してみると、教科書を忘れたときはみせてくれたし、大抵どの女の子も筆箱にはカラフルなペンもそろっていて、工作の時なんて「好きに使っていいよ」と共有物みたいに提供してくれたし

 

 

この時点でも完成形といえよう

 

 

この記憶は小学5年生の時でそれ以前のことはくわしく思い出さないから4年生以下は成長段階ということにしてみる

 

 

 

 

もし見つかったら昨日よりめっちゃ怒られるのに

 

 

わたしとしてはそんなに危険をおかしてほしくないし、そこまで体を張って守ってもらうことに抵抗がある

 

 

 

だってこんな事態になったらまずいじゃん

わたしがとある高層デパートで買い物をしているとテロにまきこまれて逃げれない状態になりました

すると隣の女の子はスケボーに乗ってわたしの元までかけつけます

 

「矢沢ー! 矢沢ー!」

 

崩れた天井の壁の向こう側から聞きなれたいつもの声が響いてきました

 

「ここだよー! おーい!ココ!」

 

女の子は声を聞きつけ慌ててこちらに向かってきました

 

「矢沢ー! 矢沢ー! ココにいるの?」

 

「くるんじゃない、逃げろ」

 

「いやだ! 絶対にたすける」

 

崩れた壁の隙間から必死に手を伸ばす女の子

 

「ここには時限爆弾がセットしてあるんだ! さっさと逃げろ」

 

「・・・・・・はさみもってないの?」

 

「売り場のはさみならあるけど」

 

「矢沢! あんたがその爆弾を止めるんだよ」

 

「え!? マジで言ってる?」

 

「いっつも寝てるんだからこんな日ぐらいいいトコみせたらどうなの!」

 

「・・・・・・」

 

「しっかりしなさい、これ以上は面倒見れないよ」

 

「・・・・・・わかった! 青と赤の線があるけど、どっちを切ったらいいかな」

 

「そんなコト聞かれてもわかんないよ」

 

 

 

 

 

 

「あと5秒しかない」

 

「矢沢が決めな......」

 

 

パキっ

 

...

....

......

 

止まった......

 

 

 

「どっちの線を切ったの?」

 

「青だよ!!」

 

「なんで青なの?」

 

「バーローんなこと言わせるなよ」

 

 

 

って展開がくるかもしれないじゃん!

 

 

 

危なすぎだっつーーの!!

 

 

 

となりだった女の子がわたしに恋心を抱いていたわけでもなく、ただの友達関係

友達同士でこの気配りってすごすきだよ

夫婦愛なんて余裕でこえてるし、下手すればあなたの為なら死ねるまでいってくるかもしれない

 

 

仮に中学生同士で結婚が許されているならどんな生活になるんだろう

だれも想像できない未知との遭遇になることは間違いない

 

 

 

 

数ヶ月経つと席替えが行われ離れてしまいましたが、次に隣になった女の子も同じようなことをしてくれました

 

 

 

ノートだけでなく、国語の時間に「矢沢、読め」

 

 

えっと.....

 

 

「ここだよ」と優しく教えてくれる女の子

 

 

 

 

ごめん、もう世界最強のマザーテレサ使っちゃったから何で褒めたらいい?

 

ネタ切れちゃった......

 

 

 

こんな感じで沢山の人にお世話になってきました

共通していえることはどこの家庭も優しいを第一に育ててるんだなと感じます

 

 

これは異性だからっていうのもあるかもしれません

 

 

 

こんなことが専門学校まで続きました

 

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大人になって思うこと

 

大人になった今、はたして同じ状況になったとしても、隣の女性は果たしてノートをとってくれるのだろうか

 

 

多分わたしは取ってくれないだろうな~と思います

自分は自分、他人は他人

 

なんで私が他人のめんどうなんて見なきゃいけないの?

 

 

それは大人の社会に染まり、子供の時の心を忘れてしまっているからです

 

 

 

いつまでも子供みたいなこと言ってないの!!

 

 

 

うん、わかってる、わかってる。でも 

なんか寂しいよね

 

 

 

 

 

 

もしかして読んでいる人でうすうす感じでいる人もいるかもしれません

 

 

 

 

優しさに飢えてるの?

 

 

 

 

 

 

多分そう......