パンダは好きだけど、まだ見たことない美容師矢沢ゆめです
今では日本には日本人のみならず外国の方も見る機会が多くなりましたよね
と、なると美容室にも必然的に外国人がくるわけです
私のところはそんなに多くないですがいます
日本に住んでいてもやっぱり国の文化は残っています
そんな日本と外国の文化が違う話
カットと前髪矯正をする中国人
いつもこのオーダー
最初に前髪矯正して後は1~2cm切って終わり
電話で名乗るだけでOK
毎度のことなので「今日はどうします?」 なんて聞かなくてもOK
座っていれば自然に完成
少しカタコトな部分もあるけれど、わたしが英語しゃべるよりはくらべものにならないくらい上手
初めてのビックリ:髪乾かさなくていいです
これは国関係ないですね
理由を聞くとドライヤーで乾かすと髪が傷むからイヤだそうです
でもでも、乾かさない方がいたみますよ+理由を述べたけどいらないんだって~
まぁ、本人が決めることだから押しつけはしないけど・・・
こっちとしても乾かすのにブロー含み10分以上はかかるからそれが無いとなればすごい楽
しかもドライヤー重いし
初の白髪染をオーダー
この日はカット、前髪矯正に加え白髪染をオーダー
「白髪染めてください」
「わかりました」
「白髪染めって意味わかります??」
「わかりますよ」 (えっ?なに?)
「白髪だけを染めるんですよ」
ん??
(それは無理~~~~w)
「他の毛にカラーつくと傷むでしょ!だから白髪だけ染めてください」
詳しく事情を聞くと白髪を1本1本そめてくれというのだ
でも前なんかでみたんだよね
いちごの種を一粒一粒とるんだって、あのめちゃめちゃ小さいやつ
それでジャム作るとすんご~~~くなめらかみたいなんだよ
確か1瓶3000円だったっけかな(かなり曖昧)
それと似た作業だと思う
さすがに無理なので断る私
もしやるのであれば左・真ん中・右に人を配置し3人体制で行いたいところ
これだって何時間かかるかわからないし
といっても現実的ではないのでパス
「中国だとみんなそうだよ」
すごいな中国人!!あっちでいくらかはわかんないけれど、わたしなら手間賃1万円でもきつい
カラーは、ほぼハケで塗るんだけど、細かいクシで塗れば比較的黒髪にも着かないのでそのやり方はどうかと提案
「クシで塗ると根本まで白髪染めれないでしょ」
ええ、わかってらっしゃる、ごもっともです
そんなやり取りをしているとぼけた店長がこっちにやってくる
「矢沢さん、大丈夫??」
わたしは、ほぼお手上げに近い状態だったので1から店長に説明
さすがに店長も
「それはちょっと無理ですね~」と断る
「中国ではこのやり方で染めてくれますよ」と店長に食いつく
でも断る店長
「だったら、1本1本じゃなくていいので、白髪がある部分だけ染めてください。黒い部分は塗らなくていいので」
おぉおぉ!!おぉおぉ!!それなら可能!!
しかしとぼけ店長は
「それも無理ですね~」
アホか、こいつは!!引っこんどれ!!
余計ややこしくなりそうなので、「後は大丈夫です」とわたし一人でやることにした
「塗ろっか」と手伝う気だったがそれも断った
この作業は普段の白髪染めよりかは断然楽
やりかたは同じで、めくって白髪がある箇所に塗ればいいだけ
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最後に:中国人はどんだけ器用なんだよ
フィギュアスケートが得意な中国、中国雑技団が有名な中国、中国拳法が存在する中国
って全部、体使うことじゃないか
中国のことは詳しくわからないけど、中国の美容師拳法使い過ぎじゃない??
美容って枠を超えてパフォーマーになってるよね
私のところには中国人でカラーする人はこの人しかいないけど、ほかのバシバシくる店はどう対応しているのだろう
みんな拳法みにつけてるのかな
ってことは腕だけ中国人仕様になるのかな
と考えたけど
どっちにしろ私には無理!!
Have a nice day