美容師、矢沢ゆめです(@yume_ism)
美容師と言いながら時にアンチ美容師でもあるんですよ
嫌いだとか悪口が好きとかそういうのではなくて、「ここおかしいよね」って
なんの仕事でもそうですが、職場にいけばそこのやり方に染まってしまいます
そうなるとお客様の気持ちって忘れてくるんですよね
『その業界に染まったら終わり』って考えが自分の中に生まれたのは最近で、よく今まで染まらずいれたなって思います
昔から常々おかしい、おかしい、と思っていたからかもしれません
今回は美容院での飲み物について語りたいと思います
カットだけ時、飲み物もらえないの普通だとおもってません?
私の考えはちょっと違うんです
『たかが飲み物ひとつで』なんて思うかもしれませんが、とても大切なこと
美容師目線と、お客様目線で両方で意見したいと思います
美容院で飲み物のことで嫌な思いをした方には是非読んでほしいです!
お客様が飲み物を飲む割合
ほぼ9割方飲んでいますね、その中で「のど乾いてないからいらないよ」「さっきのんできたからいいよ」っていう時もあります
これを見るとみんな飲みたいんだ! って思いますね
わたしも勿論飲みたい派!
カットの時は出してくれないけどパーマやカラーの時はなぜ出すの?
これすんごい疑問なんですよね、アシスタントしてる時から疑問でした、今は自由にやっているのですが
美容師側の意見はこうです
- カットの時は飲むタイミングないじゃん
- カラー・パーマの時は待ち時間があるからその時飲めるじゃん
と入った時にいわれました
でもさ、自分の隣の人が、特に暑い日とか、寒い日なんかにアイスコーヒーとか、あったかいコーヒー飲んでるのってうらやましくない??
私なんかいいなぁ~っておもっちゃいますもん
これは誰にでも経験があると思うのですが、みんなにはあげてるんだけど、自分だけもらえなかった事ってないですか?
こんなときって悲しくなりません? 腹立ちません??
もう嫌いになるレベルで「この人なんなの?」 って思います
カットする人もパーマ・カラーする人も金額は違えどお客様には変わりないんですよ!
これって不公平であり、若干いじめっぽいなって感じます
美容師側がいうカットの時は飲むタイミングがないって、自分から「飲み物のんでいいですよ」と声かければいつでもお客様は飲めると思うんですよね
私はカットができるようになって今では好き勝手やっていますが、カットだけのお客様に「なんか飲みませんか?」 と聞くと大体が飲みたいって言われます
よく聞かれるのが「カットだけなのに飲んでいいの?」
これはもうカットだけ=飲めないという方程式ができあがってるからです
私の上の人がこのやり方でやってきたということもありますが、世間ではこの考えが普通だと思っている人がたくさんいます
同じお客様なのに、同じ人間なのに、差をつける必要はないと考えます
暑い日、寒い日なんて特に出したらいいじゃん
夏場って何もしなくても暑いですよ、汗かきますよ、のど乾きますよ
車の人はすこし軽減されると思いますが電車や歩きで来る人はカラッカラになりますよね
そんな暑い日に汗だらだらで、のどカラッカラの状態で美容院のドアを開け、美容師に「今日も暑いですよね~」と話しかけられ、席に通され「今日はどうしますか?」 って
ちょっと、ちょっとまって!!(笑)
よく暑そうにしてるのにタオルも出さないよね
自分から「暑いですよね~」と振っといて飲み物ださないよね
暑いとおもっているなら冷たい飲み物くらい出したらいいじゃんって
こんな日に、友達や知り合いの家に行くとまず聞かれると思うんですよね
「なんかのむ~」とか「タオルもってこよっか」とか
一般の人ができてなんで接客業の人がこれできないんだって
別に美容室はカフェじゃないし
えぇ~えぇ~わかるよ!
でもされたら嬉しくない?
私だったら惚れ込むね! ちょっと下手でもいっちゃうね!
「どーせ美容院いけば出してくれるから買わなくていいや」って思ってもらった方が嬉しい
その分のお金も浮くわけですし、コンビニで買えば150円する飲み物がタダですよ
なんか得した気分になるしゃないですか!!
中には結構正直な人がいて
「飲めると思って買ってこなかったよ」
「いいですよ、いいですよ、うち来たらタダなんだし、余計なものにお金使わない方いいですよ」
髪をすること以外にも楽しみあってもいいと思うんですけどね
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待ってるとき飲み物を出さない美容院は気が利かない
露骨にそこの店のレベルがわかります
もしかしたら経験ある人はすくないかもしれないですが、2人以上で行った場合の話です
自分はカットしないけど、お子さんを連れてきたりとか、おばあちゃんを連れ添ってきたとか、
個人的なお店で順番にカットするとか
意外とこの待ち時間飲み物出さないって店が多いです
「あんたは何もしないしお金にならないからなんもやらないよ~」 って雰囲気
お金を出す人=大切 出さない人=無関心
別にさ、ご飯ごちそうするとか言ってるわけじゃないんだか飲み物くらいだしたらいいよね
雑誌みるにしたって、スマホみるにしたってなんか飲みながらの方がいい
そんな10分15分の話じゃないんだからさ
人に気を使えない人は売れません、人気が出ません
性格の悪さすら出ると思います、ましてや仕事で気を使えないってことはプライベートではもっとヤバいはず
人に気を使えない人は自分中心だと思っています
もちろん自分が中心でいい場面もあります
でも美容室ではお客様が主役です
自分がしたい、したくないよりかお客様のしてほしいことを優先しなければなりません
媚びを売れとか、気に入られろという類ではなくて
さっきの家に友人を招いた時の話でも家主がメインではなくてお客さんがメインだという話と一緒
そんな人にカットされたくないし、私だったらこんな店は絶対に行きたくない
本当は飲みたいけど遠慮している
これはどちらかというと美容師側の話です
今までのカットだけ・付き添いで来ている人に「飲み物どうですか?」と聞くと大体「大丈夫です」って言われます
みなさん結構遠慮してるんです
特に付き添いなんかできた人は「なにもしないのに飲んだらわるいな」って
でも本心は飲みたい可能性大なんです
ちがってたらごめんなさい......
ここで「分かりました~」という美容師はナンセンス
「時間かかるんで持ってきますよ~」
「暑いので水分取った方いいですよ~」
「折角きたんですから飲みましょうよ」
何とでも言えるんですよ
そうするとほぼ100%に近く笑顔で喜んでもらえます
もしほんとうにいらない場合は「さっき飲んで来たら大丈夫」「のど乾いてないから大丈夫」と理由が付きます
美容師はお客様が言っていることは全て本音と思ってはいけないのです
いかに遠慮させないか、いかに気を使わせないか、これは技術同等に大事なこと
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おまけ Q&A
Q:美容院にジュースもってっていいの?
A:大丈夫です、全然気にしません
Q:飲むタイミングが中々ありません
A:飲んでいい? って聞けば大丈夫です、2回だろうが3回だろうが何回でもOKです、わたしの場合は中々言い出せないなんて話も聞くのでこっちから聞いたりします
Q:おかわり頼んでも大丈夫?
A:OKです!夏場は2杯ぐらい飲む人いますよ
Q:ジュース以外を持ち込みはOKですか?
A:特に規定はないんですが、飴なんか食べてる人いますよ、小さいお子さんいる方はよくお菓子持ってきてます
今までですごいもの食べてる人いたんですよ、2人ほど
1人はカップ麺
「お湯あるでしょ? お昼なんも食べてないから入れてきて~」
その方は夕方来たんですがよく店長OKだしたよな(笑)
2人目はスルメ
私は休みの時だったんですが部屋中臭くてやばかったみたい
だいぶ昔のことですが、桐谷美玲さんが美容院で出前ピザたのんだって言ってたんでそれよりはいいかって思いました
(ただ営業中なのか、営業後のことなのかは分かりません)
まとめ:美容院での飲み物は小さいことだろうけど、かなり大切
真夏や真冬に訪れた気、冷たい飲み物やあったかい飲み物が準備されていたら嬉しいですよね
私もそんな気の利いた美容室は大好きです、歓迎されてるなって嬉しいですし
カットだけの人に飲み物を提供しないのはやめてほしい
同じ空間にいながらこの光景はみていていい気はしません
もしお客様同士の席が離れていたとしても遠くから「飲み物どうしますか~」って声が聞こえたら「なんで私には聞いてくれないの」って思います
飲む飲まないにしろ、確認ぐらいほしいですよ!
後はこっちが決めますから
みなさんはこれが当たり前と認識しているかもしれませんがれっきとした差を生んでいることになります
ならいっそのこと飲み物出すのをやめたほうがいい
この差があることで人の信用を失わないとも限りません
コーヒー一杯、お茶一杯、もうたかがですよ
沢山の気持ちが存在しますけど、気にする人は気にします
そんな飲み物くらいの問題で人の信用を壊すってとても恐ろしいことだと思います
飲み物一つの優しさがその店やその人のレベルを決める
最後に:これは全て実体験のお話
私自身が営業中に思ったことや、客として美容院に行ったときに思ったことを書いてみました
じゃあさ、待ってるとき飲み物だされなかったら店はもう行ってないの?
えぇ、もちろん、お願いされたって行きませんよ(笑)
あんなところ
カット中見ていましたが、そっすね、うっす、オレがオレが、
はぁ??
こんなもんですよ、てきとうなところは
何かの参考になれば嬉しいです!
Twitterで直接相談してくれた方がいたので記事の紹介します
Have a nice day