天国がどんなところか分かる、驚きのエピソードを5つご紹介します
天国ってどんなところなんでしょうね?
そもそも天国なんてあるの?
様々な意見がありますよね
天国では何も食べなくても生きていけるとか
自然いっぱい広がる美しい場所だとか
天国はたのしいところ
だって、誰1人帰ってこないんだから
こんな言葉もありますよね、もしかしたら想像しているよりも楽しい所なのかも
臨死体験された方なんかもいて、どこまで本当なのか分かりませんが、見ていると知らない世界なので興味が湧いてくるものです
今回は天国にまつわる面白い話を見つけたのでわたしの感想と一緒に紹介したいと思います
うたかたのエッセイ集
この本に書かれていた天国に関するお話です
とても興味深く、初めて聞いたお話だったので印象深く残っています
著者は女優、作家で活躍されている酒井若菜さんです
酒井若菜さんの周りには不思議な体験をした方が多いみたいです
親戚・・・狐に化かされた
祖母・・・信濃町でのっぺらぼうを見た
知り合いのじいちゃん・・・踏切で電車を待っていると後頭部があまりにも熱くなって後ろを振り向くと、巨大なUFOがぐるぐる目の前で廻っていた
酒井若菜さん・・・友達と代々木公園で神隠しにあった
不思議な体験をした人はみんな、心霊話に興味がないというから面白いんです
心霊好きなら思い込みもあるでしょうけど、きっぱり否定してるみたいでそんな方の証言なら少しは信頼度があがりますよね
今からお話する内容は酒井若菜さんの知人の祖母から聞いたものらしいです
1.この世に天国の人はこれる
登場人物
- 祖母・・・山田さん
- 友達・・・佐藤さん
- 山田さんの孫・・・知人
山田さんと佐藤さんは、年齢も近かったため、仲もよく長い付き合いでした
ある時、山田さんは酒井若菜さんの知人(孫)に『最近ね、佐藤さんが毎日うちにお茶を飲みに来てくれるのよ』と言いました
孫は祖母がボケてしまったかと一瞬思ったが、そうでもないことは日頃の行動をみて分かったそうです
「おばあちゃん。佐藤さん、なくなってるでしょ?」
佐藤さんは数年前に他界していました
「そうだねえ。でもねぇ、毎日同じ時間に来てくれるんだよ」
孫は驚いて「怖くないの?」と聞くと
「怖くないよ。この年になると、この世もあの世も一続きだもん」
祖母は霊感とは無縁で、まったくそういうことは信じないらしい
祖母の話では、毎日おやつタイムになると、玄関あたりに現れて、お茶を出せばお茶を飲み、せんべいをだせば、せんべいを食べるそう
散々世間話をした後は「あー楽しかったね、また明日ね」と言って玄関まで行き、消えるのだとか
亡くなっているどころか普通のお茶会
この話を聞くと、死んだ人にも実態があるってことですよね
しかも、物まで食べれちゃうとは驚き!
これはわたしが聞いたお話ですが、この世にはあの世の人が普通に生活してると言われたことがあります
一般の方には分からないそうで、霊感がある方にはこの世のひとか、あの世のひとか区別できるみたいなんです
でも、この山田さんは霊感はないみたいですからね
子供だけに座敷童子が見えるように山田さんも心がクリアなのかもしれません
「この世もあの世も一続き」なんてお話していますから、悟りの領域なのかも
2.この世で有名な人は天国でも有名
ある日山田さんは、当時ご健在だった丹波哲郎さんのことを訊きました
「ねぇ、佐藤さん、丹波哲郎っているじゃない? あの人、死後の世界に行ってる、とかいうでしょう? あれインチキよね?」
「あー。先月来てたよ」
佐藤さん曰く、この世の人間にはこの世とあの世を行き来できる人が稀にいて、丹波哲郎さんはがその一人
天国ではとても有名な存在だと話しました
生きていながらにして、あの世にも行き来できてしまう人がいるって、どんな人よ! っ感じがしますよね
もはや人間なの? もしかして神? って思ってしまいます
この世で有名な人はあの世でも有名なのかァー~
ということは、丹波哲郎さんに限らず、歌手や芸能人でも行き来きしている方がいてもおかしくないですよね
それとも行き来できる人があの世で有名なのかな?
この話題はとっても興味がわいてきません?
えぇ~これ『やりすぎ都市伝説』で扱ってほしい内容!
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3.この世と天国の違い
山田さんは佐藤さんにこの世と天国の違いを訊きました
人間は死んだ後に天国行きが決まると、2週間、天国スクールのようなところで講習を受けるのだという
天国での生活の仕方、ルール等を学ぶそうだ
講習が終わると、いざ天国へ! それぞれの仕事に就く
お坊さんは天国でも少し位が高いらしい
天国にはルールというものがあるらしいですね
2週間って結構長い気もしますけど
2週間スクールとなると、車の免許取得みたいな感じなのかな?
想像以上に覚えることがあるように思えます
てか、天国にいっても働かなきゃいけないんだぁ・・・
そ~なの? 天国は遊べる楽園イメージあったんだけどなァ
この世みたいなブラックなことないよね、長時間労働とかないよね? もしそうなら天国で生き地獄ってどんな絵図なんだよっ!
講習が終わると仕事に就くってことは講習中に仕事の講習も受けそうな気もします
病院勤務だった方はこちら~とか販売していた方はこちら~とかってクラス分けがありそう
お坊さんは天国でも少し位が高いということですが、これはこの世とあまり変わらない立ち位置ですね
なんかこんな話もきいたことありませんか?
職人さんはあの世でも重宝されるとか、お医者さんは位が高いだとか
この世で就いていた仕事を天国でもやるってことなのかな
4.天国に砂糖はない
この世にあるものは、大抵天国にもあるらしい
「天国にはね、ほとんど調味料があるんだけど、砂糖だけはなくってね。甘味料は、ある気の樹木から採るの。それが手間がかかるもんだから、大変なのよ」と言いました
さらに
「四角い真っ白な砂糖には天国にはないのよ。この世では白糖は体にあんまりいいもんではないって言うけどね、今ではあれが恋しくて仕方ないのよ」
砂糖って天国では貴重なんですね
甘いものはおいしいのが沢山あるのに天国では食べれないのかァー
じゃケーキもないんだ!
ってことはだよ、誕生日やクリスマスにケーキ食べないんだ!
なんか違ったお祝い方法があるのかな
天国に行ってしまうと砂糖を使ったものに出会えなくなるとなるとちょっと寂しいですね
砂糖の取り過ぎは体に悪いですが、もしかしたら天国には体に悪いとされるものは少ないのかもしれません
5.天国にいる人はこの世の人の寿命が分かる
いつもの様に2人でお茶を啜っていると、佐藤さんが「明日からしばらくこれないのよ」と言いました
どうして? と訊くと
「来週の土曜日、天皇陛下がおいでになるの。天国でも祭りというか、お出迎えの儀式みたいなものがあるのね。盛大なパレードもあるの。そのおもてなしの準備があって」
山田さんが不思議そうにしていると、佐藤さんは話の続きをしました
「私は料理を作らせていただくことになっているの」
翌週の土曜日、昭和天皇は崩御しました
今までの話を信じないという選択肢が消えた瞬間でした
このお話はちょっと不思議な話
亡くなる前というか亡くなりそうな場合には天国になにかしらの方法で伝わるようですね
しかもお話していた翌週土曜日までピンポイントに当ててますからね、すごいパワー
天皇陛下の場合は盛大なパレードが行われるそうですが、一般人でも何らかの歓迎はありそうな気がします
だって1人で天国行ったら不安だらけじゃないですか
だれも歓迎してくれなかったら悲しいじゃないですか
多分、この世で血がつながっていた親族だとか、仲良くしてくれいた方なんかが迎えてくれるような気がします
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最後に:天国は意外とこの世と変わらない
いかがでしたか?
天国にまつわるお話を5つしましたが、どのくらい聞いたことがありましたか
わたしは『お坊さんは位が高い』ってことぐらいしか知りませんでした
本を読んで天国の事をしった感想は想像以上に天国の世界ってこの世と変わらないかもしれないということでした
食べ物は食べるし、仕事もあるしで
どこまでホントかは分かりませんか見ていると楽しいですよね
※この記事は酒井若菜さんの『うたかたのエッセイ集』に書かれていた文章を引用、変更して記載しています